照明設置(社会実装5・・・場所選定・道路占有許可申請)

約2ヶ月ぶりの社会実装シリーズです。

(前回のブログ内容は、コチラ。)

 

現在、大学近くの実際の圃場(農家さまに了承済)への、

開発の「光害阻止LED照明」(イネ対応)取り付けの準備を進めており、

その書類審査までが完了したところです。

その内容を。

 

 

【場所選定】

これまで、学内の圃場では、開発照明の性能(夜間照明が農作物生育に影響にしない)は確認してきましたが、

今年は農家さまの圃場となります(+学内圃場でも行います)。

また、研究として実験データも収集する目的もありますので、

イネへの影響度合いを確認する為に、

種々形状の照明も同じ圃場(同一品種・管理)に設置し、

比較できるデータ収集が必要です。

お互いの照明が干渉しないように(混じると、どの照明の影響かの判断がつかなくなる)、

ある程度の設置間隔も考慮します。

このような設置条件を元に、今回の場所が決まった次第です(3月)。

ご協力頂いた農家の方に感謝いたします(今日5月15日もお会いし、確定した設置場所を御説明しました)。

 

0515

(この道路に面して設置します)

 

 

【道路占用許可】

道路に沿って電柱もありますが、照明設置要件(お互いの照明の光が混じらないよう設置)より、

新たに電柱を建てる必要がでてきました(既設電柱の間隔が合わない)。

電柱を建てる場所としての畦は、山口市の土地であることが分かり、

その設置許可が必要となりました。ここからは、未知なる書類へかかることになりました。

 

山口市役所担当部署に確認し、必要書類は、

・道路占用許可申請書

添付資料として・・・

・位置図

・現況図

・求積図

・構造図

・縦横断図

・現況写真

 

許可が下りてからの、

・占用工事着手届

 

設置工事が完了してからの、

・占用工事完了届

・・・

と、いうことが分かりました。

 

Web検索でヒットした完成版らしき書類を参考に、見よう見まねでこれらを作成、

5月連休の合間に書類持参、許可が下りた次第です。

工事の専門家ではありませんが、この情報社会、インターネットでの情報量に助けられ、

何とかなるものだと感じました。

 

近々、設置工事がはじまり、

6月初旬の田植えと共に、検証スタートとなります。

実験趣旨説明の看板も作りたいところ。

次回は、設置後です。

 


体制

教  授
山本 晴彦(山口大学 農学部)
学 術 研 究 員
園山 芳充(山口大学 農学部 / 本HP内容+ブログ担当)
学 術 研 究 員
岩谷  潔 (山口大学 農学部)


他、山口大学内・関係諸機関担当の方により構成しております。

連絡先については、【こちら】をご参照願います。

 

2011年(平成23年)12月19日(月)、

「株式会社 アグリライト研究所」 を設立しました。

代 表 取 締 役
園山 芳充
取締役 技術研究担当
岩谷  潔
研 究 顧 問
山本 晴彦(山口大学 農学部 教授)                               ~ 分析受託、光害コンサルタント等「アグリライト研究所」事業における、
研究手法・分析手法、報告書のデータ監修をお願いしております。


 

 

支援(光害関連)

山本晴彦研究室では、
光害現状調査(2004年~)、光害対策研究(2007年~)、光害対策技術開発(2008年~)を経て、
現在は、社会実証のステップにおいて、下記支援を頂戴し進めております。

【現在の主な支援】


独立行政法人 科学技術振興機構 平成22年度新規実装支援

社会技術研究開発事業
研究開発成果実装支援プログラム
「農作物の光害を防止できる通学路照明の社会実装」
に採択され、進めております。

http://www.yamaguchi-u.ac.jp/page.php/index/page/id/1027
http://www.ristex.jp/implementation/new/index.html

 

【側面支援機関】

財団法人 やまぐち産業振興財団
大学発ベンチャー創出推進フォロー事業
やまぐちビジネスプラン評価プロジェクト応募~A評価≪平成23年10月認定≫

 

【過去の主な御支援】

◆(~平成23年3月末にて事業終了)
独立行政法人 科学技術振興機構 平成20年度新規採択課題

独創的シーズ展開事業
大学発ベンチャー創出推進
「短日性農作物の光害を回避するLED屋外照明装置の開発」
http://www.yamaguchi-u.ac.jp/index/page/id/516

 

支援(植物工場関連)

植物工場関連については、コチラに記載しております。

 

 

光害影響の認識度アップに向け啓発資料や講演などにより「情報提供」を進め、

「光害診断システム」での光害要因の定量化診断から、

「光害阻止LED照明」を含めた照明計画提案にて、

夜間照明照射に影響しない安定した農作物生産と、安全安心社会の道路光環境形成を目指します。

尚、本項は、農作物「イネ」(短日性農作物)を対象とした、開発内容をご案内致します。

その他の農作物への対象については、研究・開発中です。

光害阻止LED照明は、学外での実証試験も行っております(平成23年度・24年度)。

 

イネ光害の事例(2011年度版)~

事例1、事例2、事例3、事例4、事例5事例6事例7事例(新設バイパス・昼Ver.)事例(新設バイパス・夜Ver.)事例(新設バイパス・刈取Ver.)

 

イネ以外の農作物の光害事例(2011年度版)~

事例

 

 

 

【特徴】

「光害が起こらない」演色性の高いLED照明

 

最新情報は【コチラ】となります。

下記情報は、起業チームとしての情報となります(起業前:平成23年12月18日まで)。

 

≪防犯灯用途として・・・≫

照明器具製造メーカーさまとの連携で、当方の光害阻止技術を用いて、

現場要件に基づいた照明を設計・生産いたします。

当方の阻止技術を用いて、内部のLED配置(数・種類・角度)は、

・圃場の環境情報(設置位置~道路幅・水田までの距離情報、作付け種など)

・「光害阻止すべき照度範囲(水田側)」と「照明機能として必要な照度範囲(防犯基準も考慮)」)

をシミュレーションし設計する、 オリジナルユニット設計となります。

 

また、標準品(道路幅、防犯基準に則った設置間隔固定)のラインナップの準備も進めております。

N(YU)-LED

(一例:市販品ケースを利用した場合)

下記に、設計コンセプトをお示しいたします(こだわりの要件です)。

 

独自技術

  • ・独自の光害阻止技術での「照明光」にて、漏れ光(農作物への照射)による光害をなくします。

  • ・よって、均一的な圃場の生長を実現します(カメムシ被害の集中や未熟粒混入を排除)。

    照度-出穂遅延日数(山口大学)

    (イネの場合、光害阻止技術での照射で出穂遅延が起こりません)

    明るいクラスA

  • ・設置間隔30mにて、防犯基準「クラスA」を実現(最終目標です。現在は、設置間隔が短くなります)。 ※1 ※2

  • ・設置間隔50mでも、防犯基準「クラスB」を確保する明るさ(最終目標です。現在は、設置間隔が短くなります)。

  • ・LEDによる全光束向上・指向性設計により、均整度ある照明環境を実現

    (最暗部でも1ルクス程度の明るさがあります)。 ※3

  • ・平均演色評価数「60以上」を達成。

    簡単交換

  • ・供給電源はそのまま利用できます(電源・光源一体ユニット設計です)。

  • ・既設の20W蛍光灯防犯灯に内臓可能なタイプも設計可能です(ケースをそのまま利用できます。ケースの寿命に応じた判断が必要です)。

    エコロジー

  • ・設置台数削減へ~例えば水銀灯設置箇所にて、防犯基準「クラスA」確保で5台→3台に減らせます(設置間隔が広くとれます。100m長の道路を想定。最終目標です)。

  • ・維持管理費の削減を目指し・・・、夜間のみの点灯(自動点滅器:オプション)、LED採用での長寿命(交換作業費回数減)・低誘虫性。

  • ・オプションの人感センサー搭載にて、余計な電力消費もカット。

  • ・従来の水銀灯(100W)からの切り替えでは、契約ランク変更により、基本電気代の節約(約3分の1)にもなります(従来蛍光灯からでは、同じ契約ランクです。)。

     

    ※1    社団法人 日本防犯設備協会 技術標準SES E 1901にて、4m先の歩行者を見たときに、

    ・「クラスA」~顔の識別(目鼻口の位置)ができる明るさ。

    ・「クラスB」~挙動・姿勢などがわかる明るさ。

    (参考)社団法人 日本防犯設備協会のページ

    ※2    電柱の設置間隔平均30mであることから(多数出典)、既設電柱・NTT柱等を活用できます。

    ※3    5m幅道路に、電柱設置が30m間隔の場合。

     

    ≪道路照明用途として・・・≫

    より明るい光源を実現する、光害阻止技術研究を進めております。

    交差点や高速道路インターチェンジでの照明も、光害阻止技術にて農作物光害をなくします(研究中)。

     

    ≪看板用途として・・・≫ 

    電光看板等での農作物光害への対応も、光害阻止技術が活用できる可能性があります。

     

     

    【ご提案】

  • ・安全安心な通学路や生活道路へ向けた、照明設置要望がありながら実現しなかった農地隣接道路への「防犯灯設置」の提案に。

     

  • ・農地所有者のご意向での、夜間消灯や遮光板等の光害対策で、本来の照明機能を有していない箇所への「切り替え」提案に。

     

  • ・新設道路、建築物設計時の周辺農作物への「光害対策」に。

  • ・従来防犯灯(20W蛍光灯・設置間隔16mの設置頻度で照度基準クラスB相当)からの明るさアップ」への提案に。

     

     

     

  •  

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    【特徴】

    「農作物と光の関係を可視化します」

    これまで指標のなかった「照明の影響範囲「照明の影響程度」を、

    研究データの詰まった「光害データベース」から成立した「光害診断システム」を利用し、

    主観的だった従来の指標(観察)から、客観的な数値データにて示します。

     

     

     

     

    コンサルタント ~ 根拠数値情報の取得へ

    夜間照明の照射と農作物の生育影響について、その度合い(範囲・程度)をご提示します。

    (御相談・御要望をお聞きした上での、下記を組み合わせます)

     

    最新情報は【コチラ】となります。

    下記情報は、起業チームとしての情報となります(起業前:平成23年12月18日まで)。

     

    【予測】

    照明情報と農作物(品種)情報から、光害診断システムを活用し、

    影響範囲と程度を計算し、ご提示します。

    設置予定の照明についても、どのような影響が起こるかを予測することも可能です。

     

    【状況把握】

    生育期や収穫期に現地圃場を訪問し、

    照明と圃場の確認を行い、実際の夜間照明照射の影響程度と範囲をご提示します。

     

    【詳細分析】

    収穫した作物をお預かりし、解体分析調査を行ない、

    より詳細な影響程度をご提示致します。

     

    【計画案提示】

    光害阻止LED照明を含めた、照明設置計画や対応方法を提示いたします。

     

     

     

    分析受託 ~ 照明との関係性把握に

    御要望の作物種・生育条件(気象条件・管理方法など)と照明条件での、

    植物の生育状況を確認し、各種データを提供します。

     

    最新情報は【コチラ】となります。

    下記情報は、起業チームとしての情報となります(起業前:平成23年12月18日まで)。

     

    【測定項目】

    (植物の状態) : 葉面積・SPAD・成分分析・光合成速度・遺伝子発現

    (光環境) : 分光測定(300-1700nm)、光量子束密度、演色性、照度

     

    【栽培環境】

    人工気象器

    植物工場

    屋外圃場

     

     

     

    明るさマップ作成 ~ 地域の照明計画資料に

    御要望の地域の照度情報を提供します

    (用いる測定機器は、約2m間隔で1データ取得)。

    測定受託、機器貸出(現地指導付 or 送付のみ)

     

    最新情報は【コチラ】となります。

    下記情報は、起業チームとしての情報となります(起業前:平成23年12月18日まで)。

     

    【測定項目】

    場所、時間、照度情報をセット

     

     

     

    啓発活動 ~ 概論把握や配布資料に

    聞き手や地域にあわせ、光害について配布資料作成や講演を承ります

     

    最新情報は【コチラ】となります。

    ここでは、保有機器や根拠となる情報等をご案内致します。

    ♦保有機器 ~ 当プロジェクトの実験・測定に関わる「主な装置のみ」ご案内致します。

    対象植物の環境制御を行います(気温・日長)。

    image

    ≪人工気象器 19台≫

    多点式で複数箇所の照度を、同時に測定できます。

    照度計

    ≪デジタル照度計(各種)≫

    光の波長ごとの放射強度を測定します。(300nm~1700nm)

    housha

    ≪分光放射計≫

    密閉容器内にて物理的衝撃を与え、破砕します。

    hasai

    ≪自動破砕装置≫

    専用キットを使用し、高純度な核酸を抽出・精製します。

    Q-chushutu

    ≪自動核酸抽出精製装置≫

    自動分注(ピペット操作)により迅速・正確な調製を行います。

    Q-gi

    ≪自動PCRセットアップ装置≫


    PCRでの増幅過程を測定し、遺伝子発現量を定量します。

    Q-pcr

    ≪リアルタイムPCR検出装置≫

    希釈不要・短時間で核酸の濃度・純度を測定します。

    nano

    ≪超微量分光光度計≫

    コメの構成粒数・構成比・外観粒質等を算出します。

    kome

    ≪コメ判別機≫


    ♦特許・論文

    【学会発表(光害対策)】

    照明学会(平成23年9月15日~#13-9)

    ポスター発表

    http://www.ieij.or.jp/event/2011/11AC_pos.html

    【2011年10月8日追記】

    優秀ポスター発表者賞を受賞しました。

    農学部HPでも紹介されています。

    http://www.agr.yamaguchi-u.ac.jp/news.html#111007

     

     

    【特許(光害対策)】
    ・WIPO.
    ・IPDL.特許第4839447号 特開2008-226567
    よりお願いします。

     

     

    【記事(光害対策)】

    STAFF newslatter(2011 Vol.22 No.9)~

    (社)農林水産先端技術産業振興センター(平成23年9月15日発行分~6ページ)

    光害(ひかりがい)が発生しない照明で、イネが順調に生育する技術を開発

    http://web.staff.or.jp/publication.shtml

     

     

    【特許(光害対策)】

    METHOD FOR ASSESSING LIGHT DAMAGE TO PLANTS CAUSED BY NIGHT LIGHTING, METHOD OF ASSESSING PROPERTIES OF NIGHT LIGHTING, AND LIGHTING DEVICE FOR AVOIDING LIGHT DAMAGE

    夜間照明による植物への光害の評価方法、夜間照明の特性評価方法及び光害回避照明装置

    Pub. No.: WO/2011/052462

    International Application No.: PCT/JP2010/068556

     

     

     

     

     

    街路灯

    特願 2007-61225

    特開 2008-226567

     

    国立大学法人 山口大学

    岩谷 潔 山本 晴彦 兼石 篤志

    Applicants:

    Yamaguchi University

    1677-1, Yoshida, Yamaguchi-shi, Yamaguchi 7538511

    IWAYA Kiyoshi

    YAMAMOTO Haruhiko

    ここでは、提供できるデータをご案内致します。

    ♦アンケート結果(アグロイノベーション2010【幕張】)

    ≪アグロイノベーション2010≫ 出展ブースでのアンケート集計結果です。

    御協力ありがとうございました。下記は、有効回答数に占める割合を示しております。

    YU-hkrgai-aq1  YU-hkrgai-aq2

     

     

    YU-hkrgai-aq3   「光害」対応サービス


    植物工場

    ≪概要≫

     

    山本晴彦研究室では、

    吉田キャンパスに整備された「完全人工光型植物工場」を活用し、

    下記支援を頂戴しながら、人材育成プログラムや、研究活動を行なっております。

    その成果を取り入れて、オリジナルな生育と運営方法の構築を目指しております。

     

     

     

     

    下記プログラムの経験と改良、研究成果、計測技術などを取り入れ、

    「やまぐち」方式の植物工場確立を目指し、オリジナルな生育が可能な設備や運営方法を開発中です。

     

    ◆ 人材育成プログラム

    1.経済産業省 産業技術人材育成事業の支援

    植物工場管理技術者育成プロジェクト

    (平成21年度、22年度~計3期・41名受講頂きました)

    【御参考 ↓】

    http://www.pfactory.agr.yamaguchi-u.ac.jp/index.html

     

    2.全国中小企業団体中央会

    農商工連携等人材育成事業

    (平成23年7月~11月にかけて社会人向け講座を行います【平成23年6月末まで募集】

    「開講の記録」ブログ集へ

     

    http://www.chuokai.or.jp/Platz/Case/22.htm

     

    【御参考 ↓】

    http://www.yamaguchi-u.ac.jp/page.php/index/page/id/1210

     

     

    ◆ 研究支援

    1.公益財団法人ちゅうごく産業創造センター支援プログラム

    により、山口県内企業と「新産業創出研究会」を立ち上げております。

    【御参考 ↓】

    http://www.ciicz.jp/sinsangyo/kenkyukai/H23-1.pdf

     

    2.農林水産省

    農山漁村6次産業化対策に係る緑と水の環境技術革命プロジェクト事業

    【御参考 ↓】

    http://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/kanbo/110413_1.html

    http://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/kanbo/pdf/110607_c13n.pdf

     

     

    ◆ 研究テーマ

    「光害対策」では、農作物への夜間照明のマイナス影響を解消へ、

    この「植物工場」研究テーマでは、照明による種々プラス効果の探索など、

    植物工場総合的(運営・設計・生育・照明・・・)に様々な視点より研究しております。

    • 山口大学発ベンチャー「光害対策&植物工場プロジェクト」起業チーム
      (国立大学法人 山口大学 農学部 山本晴彦研究室)
    • 〒753-8515  山口県山口市吉田1677-1
    • TEL & FAX : 083-933-5832

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